悪魔的儀式と惨劇の舞台!ボビー・マッキーの音楽堂とは?

アメリカ・ケンタッキー州に位置する「ボビー・マッキーの音楽堂」は、地元のライブ音楽やナイトライフを楽しむ人々の間で人気の場所。

だが、その歴史の裏には暗く恐ろしい秘密が隠されているのだ…。

この場所は、かつて悪魔的儀式が行われたとされる「地獄の門」を持つ屠殺場だったという噂が絶えず、さらに未解決の殺人事件や心霊現象が多発している。

現代では、「呪われた音楽堂」として心霊マニアや恐怖を求める旅行者たちの間で注目を集めているのだ。

果たして、この場所には本当に何かが潜んでいるのだろうか…?

今回は、悪魔的儀式と惨劇の舞台!ボビー・マッキーの音楽堂とは?について紐解いていきたいと思う。

目次

ボビー・マッキーの音楽堂の歴史について

「ボビー・マッキーの音楽堂」は、アメリカ・ケンタッキー州ワイルダーにある音楽バー。

過去の恐ろしい出来事と心霊現象の噂が絶えない場所として知られている。

以下に、その歴史を時系列でまとめたので見ていこう。

屠殺場時代(1850年代~1890年代)

楽堂が建つ場所には、かつて大規模な屠殺場が存在。

地下に掘られた井戸は動物の血や内臓を捨てるために使われたのだ。

屠殺場閉鎖後、一部ではこの井戸が悪魔的儀式に利用されていたとされる。

人間の犠牲が捧げられたとの噂も絶えない…。

禁酒法時代(1920年代~1930年代)

建物が改築され、カジノやナイトクラブ「Primrose」として営業していた。

暴力やギャングの抗争が頻発し、多くの血が流れ、所有者が殺人未遂で逮捕される事件も発生も相次ぐ。

「Primrose」のオーナーは、カジノ経営を成功させていましたが、シンシナティのギャングがこの施設を手に入れようと介入してきた。

ギャングとの争いが激化し、駐車場での暴力事件や顧客への脅迫が頻発!

最終的にBuck Bradyはギャングの一人に銃を向ける事態となり、殺人未遂の罪で逮捕された。

その後施設を手放し、1940年代に経営から退くことになる。

ボビー・マッキー時代(1978年~現在)

この施設が現在「ボビー・マッキーの音楽堂」として知られるようになった時期。

アメリカのカントリーシンガー、ボビー・マッキーが1978年に施設を購入し、心霊的な噂をも乗り越えながら、ナイトクラブとして営業を続けているのだ。

元々はカントリーミュージックのクラブとして運営していた。

当初、施設の心霊的な歴史についてマッキーは知らず、単にカントリー音楽を愛する人々のための場所にしようと考えていた。

オープン後すぐに、従業員や訪問者から怪奇現象が相次いでいたので有名になったのだ。

公式サイトはこちら

心霊現象に関する訴訟リスクを避けるため、音楽堂の入口には以下の警告文が掲げられるように…。

この施設では心霊現象が報告されています。ボビー・マッキーの音楽堂は、この場所で起きるいかなる超常的活動についても責任を負いません。

アメリカは「訴訟が多い」と聞くが、心霊現象についても訴訟されるのかということに驚きだ…。

また、入口には「unsolved supernatural season(未解決の超常現象シーズン)」と書かれた看板が立っていたら現象が起きやすいという。

事件などはあった?

ボビー・マッキーの音楽堂と呼ばれる前に2つの事件があったので紹介しよう。

パール・ブライアン事件

1896年に近隣で、当時22歳のパール・ブライアンさん(女性)が頭部を切断された遺体で発見される。彼女の頭部は未だ見つかっておらず、犯人の一人が「悪魔的儀式のために井戸に投げ入れた」と証言したとの伝説がある。

ジョアンナの悲劇

1950年代にクラブ「Latin Quarter」として営業中にオーナーの娘ジョアンナが歌手との恋に破れ、父親の反対で自殺。彼女はローズの香りとともに現れる幽霊として語り継がれている。

地下の「地獄の門」と呼ばれる井戸は、悪魔的儀式や怨霊が集まる場所として恐れられている。

また、ポルターガイストや幻影の目撃談も後を絶たず、特にジョアンナやパール・ブライアンの霊が徘徊しているという。

ジョアンナとパールは未だにこの世に未練があり、現在まで離れられないのだろうか…

ボビー・マッキーの音楽堂の心霊現象とは?

音楽堂での心霊現象は以下にまとめてみたので、一緒に見ていこう。

  • ポルターガイスト現象:照明や蛇口が勝手に動く、物が突然動く、服が引っ張られるなど。
  • ジョアンナの霊: 元クラブオーナーの娘で、悲劇的な恋の末に自殺したとされるジョアンナは、ローズの香りを漂わせながら現れると言われている。
  • パール・ブライアン事件:1896年に頭部を切断された女性の霊が徘徊しているとの噂がある。この事件には悪魔的儀式が関与していたとの説も…。
  • 憑依体験: 一部の来訪者が霊に取り憑かれたり、鏡に映った自分の顔が歪んで見えたと言われている。

ジョアンナに出会った人は、「幸運が訪れた」という人もいたという。

ほとんどが怖い体験をしたというが、稀に幸せなことがあるとジョアンナに会ってみたい…なんて思ったりする。

この音楽堂は映画化されている?

ボビー・マッキーの音楽堂を題材にした映画は、残念ながら今のところはない。

だが、ドキュメンタリー番組で何回も紹介されているようだ。

ドキュメンタリー・テレビ番組

  • ゴースト・アドベンチャーズ(Ghost Adventures)
    • ボビー・マッキーの音楽堂はこのシリーズで何度も取り上げられ、最も有名なエピソードの一つとして注目されている。特に地下の「地獄の門」やポルターガイストの目撃例が特集された。
    • 初期のエピソードでは、チームメンバーが霊的な影響を受けたという出来事も!
  • A Haunting
    • アメリカの超常現象ドキュメンタリーシリーズで、音楽堂の幽霊と歴史について詳細に描かれた回がある。

ゴーストアドベンチャーズの視聴はこちらから

心霊映画化の可能性は?

ボビー・マッキーの音楽堂のような心霊スポットは、その衝撃的な背景と多くの証言から、ホラー映画の題材として非常に魅力的だ。

今後、この場所に基づいた映画が製作される可能性も考えられる。

この音楽堂は、歴史や心霊現象がメディアに大きな影響を与えており、ホラーやドキュメンタリー好きには必見のスポットになっている!

現在の営業はしている?

音楽堂ではカントリーミュージックのライブやイベントが定期的に開催されており、依然として多くの来訪者が訪れるという。

同時に、超常現象に興味のある観光客向けにゴーストツアーも提供されている。

ボビー・マッキー自身は心霊現象に懐疑的ですが、多くの訪問者の体験談により、この場所の恐怖体験は今も健在なのだ。

ボビー・マッキーの音楽堂は、心霊現象の恐怖とエンターテインメントが融合した特異な場所として、アメリカ中から人々を引き寄せている。

アクセス方法は?

現在のボビー・マッキーの音楽堂は転居されていて、新しい住所は以下のとおりだ。

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呪いは伝染する…
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