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ポートアーサーの歴史
オーストラリアは1800年代犯罪を犯した人達が流刑地として送られました。そしてその流刑地の中でもタスマニアのポートアーサーは木場としてスタートして、ここに流された囚人達によって開拓がされ、囚人の鉄道と呼ばれる鉄道などの産業施設が建てられました。
ポートアーサーはアメリカのアラカトラズのように脱出不可能の流刑地と言われていましたが、脱出を試みた囚人が脱出に成功したのは3人のみとなっている。
一時は1100人を超える受刑者が住んでいましたが囚人の数が高齢になり、病気がちな受刑者が多くなった為、この刑務所は閉鎖されました。
その後刑務所はオークションに出されましたが、なかなか買い手がつかず、だんだんと朽ち果てて廃墟と化していた所、2度の火災が起こり、看守塔など30もの建物が焼け落ちました。
今では農業や観光地として毎年多くの人が訪れるのに加えて2010年にはUNESCOの世界遺産「オーストラリアの囚人遺跡群」として登録されました。
心霊ツアー中に起こる怪奇現象
このポートアーサーには2000を超える幽霊がいると言われており、髪の毛を引っ張られるという事や沢山の足音が背後から聞こえてきて振り返ると誰もいないという事があると言われています。
その他にも写真を撮ろうとするとシャッターが切れないという現象やツアーの最中にトイレに一人で行った際に周りに誰もいないのに話しかけられたという現状も報告されています。