アレキサンダー劇場
アレキサンダー劇場はフィンランドのヘルシンキにある約130年もの前に建設された劇場で、建設された当時のロシア皇帝アレクサンドル2世の名前からアレキサンダーと名付けられました。当時は遠征に来ていたロシア兵の為の娯楽施設でしたが、1990年代にダンスや演劇などを主に使用されています。
彷徨う5人の幽霊
5人以上の幽霊が会場で目撃されています。その中には以前この劇場のマネージャーであったレオン・サルベルグもいるといわれています。
パントマイムとして全国的に人気を博した舞台芸人が、1911年に劇場の経営を任されましたが、1937年9月29日に事務所で死んでいたのが発見されました。その為、今でも劇場をさまよっていると言われています。
他にも劇場で目撃されている霊は劇場内で亡くなった衣装部の元マスターや、トップハットをかぶった軍人、鍵をチャリチャリと鳴らして歩く事で有名なディックという名前の舞台管理者、そして1987年にスタッフであったグレイ・レディーなどの幽霊が有名ですが、実際にはもっといるかもしれないと噂されています。
現在の劇場について
劇場のスポークスマンは「幽霊が出没する事については知らず、今までに不可思議な幽霊体験はしていない。」と語っており、幽霊が目撃されている事を隠そうとしています。
実はイギリスの超常現象を追うゴーストハンター達が、数年前に劇場で幽霊調査を行った結果、いくつか原因不明の超常現象を報告しています。
舞台で使用している電気装置の電力が急激に不安定になり使い物にならなかったり、劇場が閉館しているにもかかわらず、誰かがドアをノックする音や、ドアを開け閉めする音が聞こえたそうです。他にもゴーストハンター達が劇場内に持ち込んだ機材の電源がいきなり切れてしまったり、講堂に座って周りを調査している時に誰かに身体を突かれた感覚があったということです。