和歌山県和歌山市加太に位置する神社で、特に人形供養の神社として知られている。
神社自体は心霊スポットとして恐れられているわけではないが、人形にまつわる心霊現象が話題となり全国的に知られているのだ。
今回は、淡嶋神社の1つの神秘と心霊とは?について紹介していこうと思う。
目次
淡嶋神社の歴史
淡嶋神社は、全国に約600社ある淡島神社の総本社になっている。
主祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)で、医薬の神や縫製や針供養の神として信仰されています。
女性の守護神としても崇敬され、特に病気平癒や安産、子宝祈願などで参拝者が訪れる人もいるのだとか。
この神社で子宝祈願をした人は妊娠出来た人も多くいるという。
癌になった一人の女性が淡嶋神社に訪れて参拝していたところ、癌の進行が遅れて体調が良くなったという話もあった。
このような話を聞くと、神秘的な場所だということがわかる。
人形供養と心霊現象
淡嶋神社が特に有名なのは、数多くの人形が奉納されていることだ。
日本各地から寄せられた人形が境内に並べられ、その数は数え切れないほど。
人形供養はかつて大切にしていた人形を適切に供養することで、その魂を慰めるとされており、淡嶋神社はその中心的な存在になっている。
主な心霊現象とは
淡嶋神社では、数多くの心霊現象が存在する。
主に言われている心霊現象をいくつか紹介しよう。
- 人形の霊的な力
多くの人形が供養されていることから、人形に霊的な力が宿っているのではないかという噂がある。長い年月を共に過ごした人形には、持ち主の思いが宿ると考えられ、これが供養されずに放置されると、霊的な存在としてさまよい始めるとも言われている。 - 人形の目が動く
淡嶋神社に奉納された人形の中には、夜間や薄暗い場所でその目が動いたり、視線を感じたりするという。人形が無言の訴えをしているかのように感じられることがあり、これが神社を訪れる人々に恐怖を与えることがある。 - 人形の声が聞こえる
深夜に淡嶋神社を訪れると、人形から微かな声が聞こえるという。この声は持ち主を呼ぶものだったり、供養を求めるものだったりと数多くの声がするんだとか。特に一人で神社を訪れた際にこのような体験をしたという話が多い。 - 人形の動き
稀に、奉納された人形が朝になると少し位置が変わっているといった現象が報告されることも多数存在する。この現象については、霊が人形を通じて何かを訴えようとしているのではないかと考える人もいる。
このような心霊現象が多発しているため、夜間に1人で出かけることはおすすめしない。
過去に一人でいった女の子が、翌日から挙動がおかしくなり入院する事案も起きているという。
現在の淡嶋神社
淡嶋神社は心霊スポットとしてだけでなく、神聖な場所として多くの参拝者が訪れる場所だ。
人形供養に訪れる人々も後を絶たず、神社側も供養祭を通じて人形の霊を慰める儀式を行っている。
心霊現象が話題となっている一方で、地元では信仰の場として大切にされており霊的な存在への敬意を持つことが重要。
注意点
どこの神社に行くにも注意点は必要だが、淡嶋神社に行く際は以下のような注意点が必要になる。
- 敬意を持った参拝
淡嶋神社を訪れる際には「心霊スポット」としてだけでなく、信仰の場としての尊厳を持って参拝することが大切。人形や霊に対して軽率な態度を取らないようにしよう。 - 写真撮影に注意
境内での写真撮影は可能ですが人形の撮影には特に注意が必要。
不敬な行為と見なされる場合もあるため、節度を持って行動しよう。
淡嶋神社は、独特の歴史と文化を持つ場所であり、人形供養を通じて人々の思いを受け止める神社だ。
訪れる際には、霊的な存在への敬意を忘れずに行動することが重要だ。
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