フィリピン北部の避暑地バギオ市にそびえるディプロマット・ホテル。
通称「ドミニカンヒル」と呼ばれている。
かつて修道院や教育施設として利用され、後にホテルへと改装されたこの建物だ。
戦争の悲劇と多くの超常現象が重なり合う「フィリピン最恐の心霊スポット」として知られている。
戦時中の虐殺や、霊能力者による奇怪な儀式、そして現在も続く数々の心霊現象が、この場所に謎と恐怖を漂っているのだ。
本記事では、ディプロマット・ホテルの詳しい歴史と噂される怪奇現象、さらにアクセス方法を徹底解説している。
訪問前にぜひチェックしてみてはいかがだろうか?
今回は、フィリピン最恐の心霊スポット!ディプロマット・ホテルの歴史と心霊現象を徹底解説を紹介しよう。
歴史
ディプロマット・ホテルは、フィリピン・バギオ市のドミネイターズ・ヒルに位置する歴史的建造物。
そんな、ディプロマット・ホテルの歴史を詳しく紹介していこうと思う。
1911年 建設
当初は、スペインのドミニコ会修道士が建設した修道院兼学校として使用されていた。
ここでは宗教活動だけでなく、地域の教育や福祉に寄与する施設としての役割を果たしていたのだ。
地域密着型の施設だったため、地元民から愛された施設だったという。
第二次世界大戦の悲劇
ディプロマット・ホテルは、第二次世界大戦中に悲劇の舞台となる。
日本軍がフィリピンを占領した際、この建物は占領軍の拠点として使われていた。
終戦間際、建物内で多くの住民や修道士、修道女が日本軍によって虐殺される事件が起こる。
空爆などの影響で、建物も戦争による甚大な被害を受け、一時廃墟化することに…。

修道女が大量虐殺されるってどんなことが原因なんだろうか?



当時の秘密などを知られたら虐殺とかよくあったみたいだワン!



ありえないよ…
ホテルへの転用
1970年代に、実業家トニー・アグパオがこの建物を買い取り「ディプロマット・ホテル」として改装しホテル業を開始する。
アグパオは霊能力者としても知られ、ホテル内で超常現象が頻発しているという噂が広がったのだ。
彼の死後、ホテルの営業は停止し、現在では廃墟となっている。



何か霊能者って胡散臭い…



リリーはビビリだから信じたくないのかな?



う、うるさい!
心霊現象
ディプロマット・ホテルは「フィリピン最恐の心霊スポット」として知られており、多くの心霊現象が話題になっている。
以下に心霊現象をまとめてみた。
目撃談
- 修道士や修道女の霊
幽霊のような人影が廊下を歩いているのが目撃される。
特に修道士の姿をした霊が建物内をさまよう様子がよく目撃される。 - 女性の叫び声
深夜になると、助けを求める女性の叫び声が聞こえると言われている。
これは戦時中に犠牲になった人々の声だとされている。 - 首のない霊
処刑された人々の霊とされ、首のない人影が出現するとの噂がある。
叫び声は年中聞こえるみたいで、通りかかった人もいろんな叫び声が聞こえるという。
怖くて前を通れない人もいたとか…。



相当声がでかくないと聞こえないよね…?



そうだね。霊の声は波長が合う人にしか聞こえないから何か伝えたかったのかもね。
心霊現象
- 物音と声
誰もいない部屋から足音や話し声が聞こえる。
窓をノックする音や、ドアが勝手に開閉する現象も頻発。 - 異常な寒気
特定の部屋や廊下では、突然気温が下がり寒気を感じることがある。
電気が通っていないにもかかわらず、明かりがちらつくなどの現象も報告されています。 - 写真に映り込む霊
観光客が撮影した写真に、不気味な顔や影が映り込むことがある。
写真を取った時に、必ず何者かの顔が出てくるんだそう。
かなり怖い顔をしていたり、悲しい顔をしていたりするようだ。
だが、稀に自分の顔が映る時があると地元民は話していた。
「自分の死に顔が映る」や「睨んでいる自分がいた」など色々な噂が立っている。



自分の死に顔は見たくないワン…



僕もゴーストや自分の死に顔は見たくない…。ゴースト今日は一緒に寝よう…
アクセス
ディプロマット・ホテルへ行くには、どう行ったらいいのかを調べてきたので見ていこう。
アクセス方法は何個かあるので、以下にまとめてみた。
所要時間:バギオ市中心部から車で約10分。
セッションロード(Session Road)からダムサイド(Damsite Road)を経由し、ドミニカン・ヒルに向かう。
駐車場は施設周辺にあるため、駐車するにも便利だ。
経路:市内のジープニー乗り場から「ドミニカン・ヒル」行きに乗車。目的地近くで降車し、徒歩で到達可能です。
費用: タクシーよりも安価。市内なら初乗り7ペソ(約18円)
ツアー
実はディプロマット・ホテルはツアーをやっているのはご存知だろうか?
フィリピンの曜日やガイドさんの都合によるが、たまに休みになることもあるんだそう。
以下にツアー別にまとめてみた。
- 実施内容: バギオ市の歴史的建造物や観光名所を巡るツアーの一部として、ディプロマット・ホテルが含まれることがある。
- 参加方法: 現地のツアー会社や観光ガイドを通じて申し込む。
- 費用: ツアーの内容によって異なるが、比較的リーズナブルな料金で参加可能。
- 夜間の特別ツアーとして、ホラーや心霊体験を目的としたツアーが開催される場合がある。
- これらのツアーは、特にホラー愛好者や心霊スポット好きの観光客に人なのだ!
\詳しいツアーの詳細はこちら/
いかがだっただろうか
今回は、フィリピン最恐の心霊スポット!ディプロマット・ホテルの歴史と心霊現象を徹底解説について紹介した。
フィリピン最恐の心霊スポットと言われているが、心霊現象がしっかり怖かったと個人的に思う。
ツアーもやっているので、気になった方はフィリピンに行った際にツアーに参加してみて欲しい。
それでは、次回のお話で会おう。