リープ城は、アイルランドのオファリーに位置する古城で、「ヨーロッパで最も幽霊が多い城」として知られている。
その長い歴史には裏切り、暴力、そして殺人が多く含まれており、多くの心霊現象が報告されているのだ。
この城には、数多くの人々が投獄、そして処刑された幽霊たちがこの城に出るといわれている。
最も恐ろしい存在の 1 つは、「鬼」と呼ばれている。「鬼」は羊ほどの大きさの小さな生き物で、顔は腐乱しているらしい。
その「鬼」が現れるとき、硫黄の臭いと腐乱した死体の臭いがするほど…。
今回は、リープ城を徹底解説したいと思う!
目次
リープ城で起きる恐怖の心霊現象は?
リープ城の心霊現象は以下にまとめたので一緒に見ていこう。
血の礼拝堂
- 16世紀、城を支配していたオキャロル家の兄弟間で起きた権力争いが勃発。礼拝中、兄が神父でもあった弟を背後から刺殺する事件に。
- 礼拝堂の床下には「オーブレット」と呼ばれる地下牢が隠されており、多くの囚人がここに投げ込まれて死亡した。発掘時には百人以上の人骨が見つかっている。
- 礼拝堂からすすり泣きや叫び声が聞こえることがあり、夜間には青白い光や黒い影が目撃されている。
エレメント
- リープ城で最も恐ろしい霊的存在で、「エレメント」と呼ばれている。この存在の起源は明確ではないが、地元の伝説によれば、城の建設中に古代のドルイド信仰に基づいた儀式が行われた際に召喚されたものだとされている。オキャロル家の争いによる負のエネルギーが関与している。
- 腐敗した死体のような悪臭を伴い、毛むくじゃらの獣のような姿で現れるとされている。エレメントが現れる際には、急激な寒気や異常な静寂が感じられる。
白い女性
- かつて城で捕らえられ、拷問を受けて亡くなった女性の霊。
- 彼女は青白い光を伴い、悲しそうに泣いている姿で現れることが多い。階段や廊下での目撃例が多数報告されている。
オーブレット
- 礼拝堂の床下にある地下牢で、多くの囚人がここに投げ込まれて命を落とした。その目的は敵や反抗者を処刑することだったと言われている。
- 地下牢周辺では苦しむ声やうめき声が聞こえることがある。また、地下牢に近づくと急に寒気を感じるとも言われているのだ。
幽霊兵士たち
- 城の長い歴史には、多くの戦争や争いが関与しており、その犠牲者たちの霊が今でも彷徨っている。
- 中世の兵士の姿をした幽霊が廊下を歩く姿が目撃される。古い鎧を身にまとった霊が礼拝堂に現れることも…。
エレメントに遭遇した人の中には、恐怖のあまり城内から逃げ出したケースも…。
リープ城は現在も訪問可能であり、管理者であるショーン・ライアン氏が城の歴史や怪奇現象について語るツアーを開催している。
心霊スポット好きにとって、リープ城は外せない体験スポットだ!
ゆっくり実況さんが動画を出している中にも、紹介されているのでぜひ見て欲しい…。
リープ城の映画はある?
リープ城は映画化はされていないが、ドキュメンタリー化はされている
The Ghosts of Leap Castle (リープ城の幽霊)の概要
ジャンル | ホラー |
公開国 | アメリカ、イギリスなど(日本未公開の場合が多い) |
このドキュメンタリーは、リープ城の心霊現象や歴史的背景を探るドキュメンタリー作品になっている。
血の礼拝堂やエレメント、幽霊兵士など、城にまつわる恐ろしい伝承を現地調査を通じて解説しながら進む。
心霊調査チームが使用する高感度カメラや音声記録装置で、怪奇現象を映像や音声で捉えようとする場面が見どころになっている。
Ghost Adventures(ゴースト・アドベンチャーズ)
- ジャンル:ホラー
- 公開年:2015年
超常現象を調査するアメリカの大人気番組「ゴースト・アドベンチャーズ」では、リープ城を訪問し、エレメントを含む怪奇現象の調査が行われた。
血の礼拝堂や地下牢など、最も恐ろしいスポットに焦点を当て、体験談や現場での異常現象が映像に収められている。
城内の礼拝堂で録音された奇妙な声や音が再生されることも。
これらの映画や番組は日本では未公開のものが多い。
オンラインストリーミングサービス(YouTubeやAmazonなど)や、心霊系ドキュメンタリーを取り扱うチャンネルを通じて視聴できる場合がある。
邦訳がなくても、リープ城の雰囲気を感じたい人には十分楽しめる内容となっているのだ。
ぜひ見て欲しい。
リープ城の映画やドキュメンタリーは、アイルランドの伝説や心霊現象に興味がある人にとって必見の内容になっている!
特に「エレメント」を中心に描かれる作品は、その恐ろしさがリアルに伝わるのでおすすめなのだ。
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