シンガポールにある旧チャンギ病院。
かつて、この病院では残虐なことが行われていたそう…。
当時の歴史が旧チャンギ病院に棲み着く「何か」を生み出してしまったのかもしれない。
今回は、旧チャンギ病院の真実!心霊現象・噂の拷問施設の全貌とは?について紹介する。
旧チャンギ病院の歴史は?
1935年、イギリスはシンガポールを東南アジアの要塞として位置づけ、軍の施設を多数建設した。
その一環として軍事病院が必要とされて、この病院が建てられたんだね。
もともとは兵士の治療を行うための軍病院だったが、民間人向けの医療施設としても機能していたという説もある。
第二次世界大戦期(1942年〜1945年)
1942年、日本軍は「昭南島(シンガポールの当時の呼び名)」を占領。
この時、日本軍は抗日活動を取り締まるため、チャンギ病院を拷問施設として使用していた。
以下は、スケッチ資料や証言によると、以下のような拷問が行われたとされている。
- 電気拷問:被疑者の体に電流を流す拷問
- 水責め:大量の水を飲ませ、腹部を踏みつける拷問
- 殴打・虐待:棒や武器を使った暴行
- 精神的な拷問:長時間の監禁や、目隠しされた状態での恐怖体験
上記の拷問は「抗日分子の洗い出し」を目的として行われたと言われている。
特に、シンガポール華僑粛清事件では、数千人の中国系住民が取り調べを受け、疑わしい者は拷問や処刑された。
この時、日本軍は旧チャンギ病院を取り調べ拠点の一つとしたと考えられている。
戦後から閉鎖まで(1945年〜1997年)
第二次世界大戦後、イギリス軍が再びシンガポールを管理するようになる。
旧チャンギ病院は一般市民向けの医療施設として再利用され、シンガポールの民間人や軍関係者も利用したとされていた。
しかし、1997年、チャンギ総合病院が設立され、新病院に医療機能が移転したため、旧チャンギ病院は閉鎖されることに。
新しく総合病院を作ったから廃墟になったけど悪霊は多そうだな。
閉鎖後は、旧チャンギ病院は手つかずの廃墟となった。
病院の特有の雰囲気や、戦争中の拷問の歴史が相まって「心霊スポット」として名を馳せたのだろう。
旧チャンギ病院での心霊現象は?
旧チャンギ病院はシンガポールで最も有名な心霊スポットの一つとして知られている。
病院として再開されましたが、1997年に閉鎖することになる。
現在は廃墟となっており、多くの心霊現象の噂が後を絶たない。
以下は、主に言われている心霊現象だ。
- 幽霊の目撃情報
廃墟となった病院内で、白い服を着た女性や子供の幽霊が目撃されたという。
特に夜間にそのような姿を見たという人が多い。 - 奇妙な音
無人のはずの建物内から、足音や叫び声、さらには赤ちゃんの泣き声が聞こえるといった体験談が多く寄せられている。 - 不気味な雰囲気
建物内に入ると急に寒気を感じたり、重苦しい雰囲気に包まれると感じる人が多い。
これは場所自体に強い負のエネルギーが残っていると信じられている。 - 写真や映像への異常
病院内で撮影された写真やビデオに、説明のつかない影や光、さらには人の顔のようなものが映り込むことがある。
旧チャンギ病院はその歴史的背景と心霊現象の噂から、多くの人々の関心を集めている。
訪問の際には安全と法令遵守を心掛けることが重要になる。
ツアーが出来ればもっと歴史に触れられる機会が増えそうだワン!
旧チャンギ病院のアクセス方法は?
旧チャンギ病院の現在は、廃墟となっており一般の立ち入りは禁止されている。
しかし、旧チャンギ病院の歴史や雰囲気に興味がある場合現地のツアー会社が提供するガイド付きツアーに参加することが必須。
以下は旧チャンギ病院のナイトツアーなので合わせて読んでみることをおすすめする。
ナイトツアーに行けば何か分かるかも!私も行かなきゃ!
リリー…気を付けてくれよ…
いかがだろうか?
今回は、旧チャンギ病院の真実!心霊現象・噂の拷問施設の全貌とは?について紹介した。
この病院は、多くの拷問を受けてきた人たちが棲み着く病院だったのがわかった。
シンガポールでも恐れられているくらいなので、相当怖いのではないか…?
旧チャンギ病院は現在、一般立入禁止なのでくれぐれも入らないように。
中に入って逮捕や事件に巻き込まれても当サイトは一切責任を負いません。
また次回のお話であおう。