行けないけど怖い!プーヴィリア島の歴史と1つの都市伝説とは!?

プーヴィリア島は、イタリア・ヴェネツィアのラグーン内に位置する小島で、その恐ろしい歴史と心霊現象で知られている。

「疫病島」とも呼ばれるこの場所は、何世紀にもわたって不幸な歴史を重ねてきたというのだ。

そんな島の心霊現象は、どんな現象が起きているのか…どんな影響があるのか調べてきた。

今回は、行けないけど怖い!プーヴィリア島の歴史と1つの都市伝説とは!?に迫っていこう。

目次

プーヴィリア島の歴史

プーヴィリア島は、イタリア・ヴェネツィアのラグーン内に位置する小島で、その恐ろしい歴史と心霊現象で知られている。

「疫病島」とも呼ばれるこの場所は、何世紀にもわたって不幸な歴史を重ねてきた。

この島の歴史は、ローマ帝国崩壊後の港としての役割に始まり、特に14世紀から19世紀にかけて数々の惨劇の舞台となった。

そんなプーヴィリア島の暗い歴史を探ってみよう!

ローマ時代

島の利用は古代ローマ時代にさかのぼる。

当時、疫病が流行すると感染者を隔離する場所として使われ、多くの人がこの島で命を落とした。

ペスト流行期(14世紀以降)

ペスト(黒死病)がヨーロッパ全土を襲った際、プーヴィリア島は隔離施設として再利用された。

患者や感染の疑いがある人々が強制的に島に送られ、治療の見込みがなく死亡することが一般的だったと言われている。

島の土壌の約半分が人間の遺灰で構成されているとされるほど、多くの命が失われた。

18世紀後半~19世紀

ナポレオン戦争中には、軍事目的で利用された。

この時期には、遺体を埋めるための巨大な「疫病ピット」も存在していたとされる。

精神病院時代

1922年には精神病患者を収容する病院が建設されたが、ここでは非人道的な治療が行われたという噂がある。

伝説によれば、島の負のエネルギーにより院長が狂気に陥り、患者に残酷な実験を行った後、鐘楼から飛び降りて自殺したとされている。

そしてこの病院は1946年に閉鎖された。

現在のプーヴィリア島は?

現在のプーヴィリア島は、立ち入り禁止区域として指定されており、一般人が訪問することはできない。

島は無人で、かつての建物(精神病院、鐘楼、教会など)は荒廃し、自然に覆われている。

  • 無人の廃墟化
    病院閉鎖後(1968年)、島は完全に放置された。政府は再利用や売却を試みたが成功せず、建物は崩壊が進んでいる。特に有名な精神病院の跡地や鐘楼は、探検家や心霊マニアから注目されているが、危険性が高く立ち入りは禁止されている。
  • 観光地化の失敗
    2014年に政府が島を99年間のリース契約としてオークションにかけたが、期待した入札価格を得られず計画は中断された。島の開発は未だに進展していない​という。
  • 心霊現象の噂
    現在も地元の漁師や近隣の住民からは「島の周囲を避けるべき」という話がされており、訪問者は奇妙な音や声を聞いたという報告をすることがある。ゴーストハンターやドキュメンタリー番組が調査を試みることがあるが、公式の許可なしでは違法となる。
  • 安全上の理由で立ち入り禁止
    建物の崩壊や土地の危険性から、イタリア政府は島へのアクセスを制限している。しかし、密かにボートで近づく者もいるとされる。

プーヴェリア島の心霊現象とは?

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呪いは伝染する…
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