ザ・テン・ベルズ
1888年8月からおよそ2ヶ月の間に5人の女性が殺害された。
犯行とされるのはジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)と呼ばれる人物で、被害者の4人が訪れていたのがパブ「ザ・テン・ベルズ」だった。
2番目の被害者で、子宮と膀胱を持ち去られたアニー・チャップマンもこのパブを出た後、路上で最期を迎えた。
このパブは、酒に溺れる者や孤独な者にとって、心の支えとなっていたそう。
店名は変わりましたが、現在は元の名前に戻されて営業している。
現在、この店には幽霊が出ると噂されており、その話は1990年代から伝わっている。
かつてこのパブで働いていた従業員は、上の階に住み込んでいた時、ビクトリア時代のドレスを着た幽霊や、寝ている間に隣に老人の姿を見たと言われている。
2000年にこの店を買ったオーナーは、占い師に「残酷な方法で殺害された赤ん坊の霊が見える」と言われ、次の日に貯水タンクの壁を壊してみると、血まみれの赤ん坊の服が隠されていたそう。
さらに、以前のオーナーは「その赤ん坊は切り裂きジャックとアニー・チャップマンの子供だ」と語っていたとのこと。
ジャック・ザ・リッパーとは?
ジャック・ザ・リッパーは、19世紀末にロンドンで活動した未解決の連続殺人事件の犯人として知られている。
彼の正体は明らかにされておらず、その真実は今でも謎に包まれている。
彼は1888年にホワイトチャペル地区で5人以上の女性を殺害したとされている。
ジャック・ザ・リッパーは、彼の犯行が非常に残虐で、彼の犯行の一部が警察によって公にされたこで、広範囲にわたって恐怖を引き起こした。
彼のモチーフや動機については多くの仮説があるが真実は依然として不明のまま。
当時の捜査記録やメディアでは「ホワイトチャペルの殺人鬼」や「レザー・エプロン」とも呼ばれていた。
ジャック・ザ・リッパーとアニー・チャップマン
※画像はイメージです
いかがたっただろうか。
機会があればこのパブに行くことをおすすめします…
ザ・テン・ベルズ