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緑島とは?
緑島は、台湾の本島から東におよそ30キロ離れた場所に位置する緑色が美しい小さな島だ。
この島は海底火山の噴火によって形成されたもので、海岸部に広がる緑豊かな丘陵地帯が、青い海ととても美しいコントラストを作り出している。
さらに、海岸近くには発達したサンゴ礁があり、そのサンゴ礁が裾礁を形成しているため、緑島は台湾有数のダイビングスポットとしても知られている。
台東空港から飛行機で15分とかなりアクセスがいいところだ。
そんな美しい緑島だが心霊スポットや怪奇な話があるのはご存知だろうか?
島の歴史も長い分、怖い話もたくさんあるのだ。
まずは島の歴史について見てみよう。
緑島の歴史
- 先住民族の居住: ここはアミ族(Amis)の先住民族の領土だった。
彼らは主に漁業や農業で生計を立て、島の自然資源を活用していた。 - 清朝時代: 17世紀後半から清朝時代に漢民族の移民が緑島に定住し始めた。
彼らも農業や漁業を営み、緑島の開発に貢献していくことに。 - 日本統治時代: 1895年、清朝が日清戦争で敗れ、台湾は日本に割譲された。
この時代、緑島は重要な軍事拠点として利用され、緑島監獄が建設され、政治犯や犯罪者を収容する施設として使われることになった。 - 戦後: 緑島は台湾の一部となり、中華民国政府の支配下に。
その結果、刑務所は閉鎖され、緑島は観光地として発展していった。
のちに漁業や観光業が主要な産業となった。 - 現代: 現在の緑島は美しい自然景観やダイビングスポットで知られている。
さらに、歴史的な建造物や遺跡も残されており、観光客に人気のある場所として人々に親しまれている。
このように、緑島の歴史には先住民族の文化、日本統治時代の歴史、そして現代の観光地としての発展など、様々な要素が絡み合っているのだ。
都市伝説と怪奇な話
- 緑島の幽霊船
その幽霊船は、海岸線に浮かび現れ、船に乗った者たちが行方不明になると伝えられている。
地元の漁師たちは、暗い海の中で輝く光として目撃されるこの幽霊船を見ると、その海域を避け、急いで引き返すようにしているという。
その幽霊船が一体何者なのか、どのようにして姿を消すのか、人々の間ではさまざまな憶測が飛び交っている。 - 刑務所跡地での目撃談
この刑務所跡地では、夜になると幽霊が現れると言われている。
この場所ではかつて政治犯や犯罪者が収容されており、その過去からなんとなく陰鬱な雰囲気が漂っているのだ。
この場所を訪れる人々は「足を引っ張られる」や「自分の名前を呼ばれると事故に合う」などの現象に遭遇することがあると言われている。
特に、冤罪で処刑された囚人たちの霊が、夜になると刑務所跡地をさまようと伝えられています。 - 洞窟の中で…
たくさんの洞窟があり、その中には不気味な雰囲気を醸し出すものも。洞窟にまつわる怖い話では、行方不明者が出たり、幽霊が出るという噂が広まっている。特に夜になると洞窟内から男の人の声がしたり、何も打ち上がってないのに壁に「ドンドン」という音が響くと言われ、地元の住民はそのことを恐れて近づかないようにしています。
いかがだっただろうか。緑島は素敵なアクティビティもあるが、怖い話も豊富にある。
昼間は楽しい観光地も、夜になれば霊も恨みを晴らそうとするのだろうか…。
是非この緑島に観光&心霊体験を感じてみてはいかがだろうか。
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お憑かれさまでした…