アメリカ・カリフォルニア州サンノゼに佇む「ウィンチェスター ミステリー ハウス」
一見すると豪華なヴィクトリアン様式の邸宅だが、その内部には奇妙な仕掛けが散りばめられている。
行き止まりの階段、どこにも通じないドア、そして数えきれない隠し部屋……。
これらは、ウィンチェスター銃で命を奪われた無数の霊を惑わすために設計されたと言われている。
この屋敷を訪れる者は皆、背筋が凍るような心霊現象に出会うと言う…。
果たして、この呪われた屋敷にはどんな秘密が隠されているのか?
今回は、【徹底解説】ウィンチェスター・ミステリー・ハウスの恐怖と伝説を紐解いていこう。
目次
ウィンチェスター・ミステリー・ハウスの心霊現象
サラ・ウィンチェスターは、夫と息子を失った後、霊媒師から「ウィンチェスター銃によって命を奪われた魂たちが呪っている」と告げられる。
彼女はその霊たちを鎮めるため、終わりのない増築を続けたとされているのだ。
屋敷の構造そのものが霊を混乱させるために設計されたらしい。
主な心霊現象
- 足音や囁き声
- 誰もいない廊下や階段で足音が聞こえる
- 不気味な囁き声が壁の中から聞こえることがある
- 幽霊の目撃
- ウィンチェスター家の召使いや建設作業員の霊が現れることが多い
- 黒い服を着た女性が屋敷内をさまよっているという目撃談もある
- ポルターガイスト現象
- ドアが突然閉まる、物が勝手に動くといった現象
- 部屋の温度が急激に下がることも報告されている
- サラ自身の霊
- サラ・ウィンチェスターが特に好きだったセーフルームや「デイジーの部屋」に出現すると言われている
サラが亡くなるまでの38年間もの間建築が続けられたが、未完成のまま亡くなったらしい。
サラの幽霊が、現在も増築を続けているということもあるのかもしれない…。
上記の動画は、ウィンチェスター・ミステリー・ハウスの紹介動画になっているのでお時間がある方はぜひ…。
映画化されているのか?
ウィンチェスター・ミステリー・ハウスは有名な事件だったため、映画化されたのだ。
映画「ウィンチェスター・ハウス アメリカで最も呪われた屋敷」の主要キャストは以下にまとめたので一緒に見ていこう。
ウィンチェスター・ハウス アメリカで最も呪われた屋敷
公開年 | 2018年6月29日 |
ジャンル | ホラー |
監督 | スピエリッグ兄弟 |
キャスト
ヘレン・ミレン(Helen Mirren)
役名 | サラ・ウィンチェスター |
生年月日 | 1945年7月26日 |
出身地 | イギリス ロンドン |
- ウィンチェスター銃の財産を相続した未亡人で、霊を鎮めるために屋敷の増築を続ける主人公。
物語の中心人物。
ジェイソン・クラーク(Jason Clarke)
役名 | エリック・プライス |
生年月日 | 1969年7月17日 |
出身地 | オーストラリア |
- サラの精神状態を診断するために屋敷を訪れた精神科医。
科学的な視点から怪奇現象に挑むが、自身も恐ろしい体験をする。
サラ・スヌーク(Sarah Snook)
役名 | マリオン・マリオット |
生年月日 | 1987年12月1日 |
出身地 | オーストラリア アデレード |
- サラ・ウィンチェスターの姪で、彼女の世話をする親族。
屋敷で暮らしながら霊的な存在に怯える。
あらすじ
未亡人サラ・ウィンチェスター(ヘレン・ミレン)は、悪霊に取り憑かれていると信じ、昼夜を問わず屋敷の増築を続ける。
精神科医エリック・プライスが屋敷を訪れ、彼女が本当に狂っているのか…それとも霊が実在するのかを調査。
やがてエリック自身も恐ろしい霊的体験に巻き込まれていく…。
主人公サラ・ウィンチェスターを演じたヘレン・ミレンの迫真の演技が視聴者から称賛されている。
未亡人の悲しみや執念深さは物語の中心を支える重要な要素になっているのだ。
「怖い!」となる演出は少ないため、ガッツリホラーが好きな方には物足りないのかな?と思う。
「ウィンチェスター・ハウス」の実在する歴史を楽しむための作品として観ると良いかもしれない…。
訪問できる?
現在、ウィンチェスター・ミステリー・ハウスは観光地として公開されているのだ。
ガイドツアーや夜間のゴーストツアーが人気で、実際に怪奇現象を体験するチャンスもあるという。
ツアー情報
アクセス方法
観光地として有名で案内も整備されているため、訪問計画が立てやすい場所になっている。
各手段を以下にまとめた。
最寄りの空港
サンノゼ国際空港(SJC)
車の場合
カリフォルニア州101号線や880号線から地図通りに行ける
公共交通機関の場合
サンノゼ市内からバスやタクシーで訪問可能
車で行く場合は渋滞が起こることが多いので、余裕を持って行くと良い。
心配なら、公共機関を頼ってみてもいいだろう。
いかがだっただろうか?
アメリカ最恐と言われるウィンチェスター・ミステリー・ハウスの魅力が伝わったなら嬉しい…。
また次回の投稿で会おう。
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