台湾には多くの心霊スポットが存在する。
新北市の烏來廃墟旅館はその中でも特に「絶対に足を踏み入れてはいけない」場所として知られている。
かつて温泉旅館として栄えたこの建物は、なぜ今も廃墟となり、不気味な噂が絶えないのだろうか…
当サイトでは、その謎を徹底解剖していこうと思う!
今回は、【心霊マニア必見】台湾・烏來の廃墟旅館で起こる怪奇現象と都市伝説について紹介する。
烏來廃墟旅館の歴史
烏來は台湾にある新北市の南部にある温泉地で、日本統治時代 から温泉街として発展してきた。
かつては台湾原住民のタイヤル族の居住地だったが、温泉が発見されて以降、観光地として開発が進む。
その中で、烏來廃墟旅館(正式名称不明)は、1980年代ごろに建てられたとされる旅館の一つだ。
以下に、廃墟になった理由や噂を紹介しよう。
- オーナーの突然の失踪
- 旅館のオーナーがある日突然姿を消したという説
- 呪われた土地の影響
- 旅館が経っている土地は、台湾原住民だったタイヤル族の戦場跡だったという説
- 戦死した者の霊も彷徨っているのではないかと言われている
- 経営難による閉鎖
- 1980年後半~1990年代にかけて台湾の経済が変動し、烏來の観光業も影響を受けた
- 経営が悪化し、自然と閉鎖に追い込まれた可能性
- 連続する不審死事件
- 宿泊客や従業員が相次いで不可解な死を遂げたとされる
オーナーの失踪は、地元民の間では「神隠しにあったのではないか」と言われている。
神隠しというワードが出てきた決め手は、部屋にあったものや貴重品がそのままだったと言われているからだ。
そしてこの旅館の不審死事件は、ある部屋に泊まった宿泊客や、従業員がその部屋で亡くなったと噂されている。
- ある部屋で泊まっていた客が、謎の体調不良を訴えたが次の日に亡くなっていた
- その部屋を掃除していた従業員が、戻ってこないので見に行くと首を吊っていた
- 玄関で靴を履こうとしていたお客様が、いきなり倒れて亡くなった
上記のことがきっかけで、旅館としての評価が落ち、客足が遠のいたと噂がある。
旅館が廃墟にまで追い込まれた説の確証はないが、この旅館は閉業後に誰にも買い取られずに残っている。
そのため「何か理由があるのでは?」と心霊的な噂があり、台湾でも屈指の心霊スポットになった。
旅館内で起こる心霊現象は?
烏來廃墟旅館では、多くの人が以下のような心霊体験をしている。
- 2階の部屋に幽霊が現れる
- 夜になると人影が窓際に立っているのが目撃されるが、近づいたら消えてしまう。
- 電気は当然通ってないのに、部屋の電気がいきなりついたような感覚になる。
- 子供の幽霊
- 子供の笑い声や泣き声が聞こえる。
- 旅館内で「子供の白い影を見た」という人もいた。
- 勝手になる電話
- 廃業していて電気も通ってないのにフロントの電話が突然鳴る。
受話器を取ると「助けて…」と聞こえたという。
- 廃業していて電気も通ってないのにフロントの電話が突然鳴る。
- 鏡に映るもう一人の自分
- 旅館内の鏡を見ると焦点が合っていない自分に会うんだそう。
- しかしそれは自分には見えてなくて、同行者だけに見えるんだとか…
旅館に入ると、必ず体調が悪くなる人も多い。
お腹が痛くなる、頭痛などの体調不良が一番多いが、原因不明だという。
烏來廃墟旅館は現在も危険な状態で、建物の老朽化が進んでいる。
心霊スポットとして有名になったが、安全面でのリスクが高いため立ち入りには注意が必要だ。
「一度足を踏み入れると何かが憑いてくる」と言われているので、軽い気持ちで訪れるのは避けた方がいい。
烏來廃墟旅館へのアクセス方法は?
烏來廃墟旅館へのアクセス方法は以下にまとめた。
正確な住所は不明だが、台湾 新北市烏來区にある。
烏來廃墟旅館は、烏來温泉街の奥に位置して、公共交通機関と車の両方でアクセス可能!
だが、廃墟エリアに入る際は自己責任となる。
公共交通機関を利用する場合
台北駅からMRTで
- MRT松山新店線(緑線) に乗車し、新店駅(終点)で下車。
バスで烏來へ
- 新店客運849番バス に乗り、約40分で烏來バス停に到着。
徒歩またはタクシー
- そこから徒歩で約20~30分(途中、山道があるため注意)
- もしくはタクシーを利用。
車で行く場合
台北市内から国道3号線を南下し、新店インターチェンジで降りる。
烏來温泉街方面へ向かい、旅館の近くまで進む。
近くに駐車場がないため、温泉街周辺に駐車し、徒歩で向かうのが無難!
注意点は
- 旅館は老朽化が進み、崩壊の危険性が非常に高い可能性があるため立ち入り禁止されている。
- 地元住民による警告や規制がある場合があるため、無理に侵入はしないように。
近くには観光スポットが多いため、周辺散策を楽しむのもおすすめだ。
いかがだっただろうか
今回は、【心霊マニア必見】台湾・烏來廃墟旅館で起こる怪奇現象と都市伝説について紹介した。
かつて烏來温泉街の一角に建てられた旅館で、地元の観光名所として繁栄。
しかし、経営難・オーナーの失踪・不可解な事件などが重なり廃業し、長年放置され廃墟となったと言われている。
心霊現象は
- 子供の霊
- フロントの電話が鳴る
- 急に体調が悪くなる
が多いと言われている。
建物自体が崩壊の危険があり、現在は立ち入り禁止になっている。
周辺に住んでいる地元民による警告もあるので、訪問は自己責任だ。
それでは次回のお話で会おう。